ネロの死がもたらした混沌 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、「暴君」と言われた第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の治世を描きました。 さて、治世前半は「善政を敷いていた」…
13kgのバックパックを背負い日暮里へ 2012年2月7日~3月12日にかけての南米旅行を描く本コーナー。前回は、南米へ渡航するにあたって必要となった諸準備について述べました。今回は、出国当日の様子を描きます。 2012年2月7日。出国の日です。あいにくの雨の…
ホロコーストを紐解く 2020年1月27日は、アウシュヴィッツ強制収容所が解放されて75年という節目になります。第2次世界大戦(1939~1945)の戦時下、ナチス・ドイツがユダヤ人に対して行った大量虐殺(ホロコースト)の代名詞として、アウシュヴィッツの名を…
南米渡航に必要なもの 2012年2月7日~3月12日にかけての南米旅行を描く本コーナー。前回は、卒業旅行の行先として、僕が南米を選んだきっかけについて紹介しました。今回は、南米へ渡航するにあたって必要となった諸準備の様子を描きたいと思います。 2012年…
「暴君」と呼ばれたネロの治世 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第4代皇帝クラウディウス(B.C.10~54、在位41~54)の治世を描きました。 さて、今回紹介する『ローマ人の物語(…
今回、2012年2月7日~3月12日にかけての南米周遊旅行を描くコーナーを立ち上げました。この旅で訪れた南米諸国は、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルーの6カ国。それぞれの国における印象的な出来事について紹介していきます…
思いがけず帝位に就く 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第2代皇帝ティベリウス(B.C.42~37)の治世後期(27~37)から、第3代皇帝カリグラ(12~41、在位37~41)の治世にかけて…
ティベリウスからカリグラへ 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第2代皇帝ティベリウス(B.C.42~37)の治世前半(14~27)を描きました。 ティベリウスは初代皇帝アウグストゥス(…
国民的作家、夏目漱石の純文学 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こゝろ』など、数々の名作で知られる明治・大正の文豪、夏目漱石(1867~1916)。1984~2004年にかけて1000円札の肖像となるなど、国民的作家と言って良いでしょう。 今回は、そんな彼が自…
アウグストゥスの後継者たち 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(B.C.63~14)の治世後期(B.C.5~14)が描かれました。 帝政の創始から定着に向…
運動用にアップルウォッチを購入 最近、スマートウォッチが流行っていますよね。健康ブームに合わせた「ヘルスケア×テクノロジー」分野の主力商品として、家電量販店でも各社がしのぎを削っています。 そんな中、僕も先日ついにアップルウォッチを購入しまし…
アウグストゥス、老境に入る 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(B.C.63~14)の治世中期(B.C.18~B.C.6)が描かれました。 今回ご紹介する『ロ…
鳥取砂丘だけが観光スポットではない 鳥取県と言えば、まず鳥取砂丘を思い浮かべる方が多いかと思いますが、歴史スポットとして欠かせないのが鳥取城です。戦国時代中期に築城されて以来、幾度となく戦乱の舞台となった同城には、歴史とロマンが詰まっていま…
帝政ローマは軌道に乗るのか 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、ローマ帝国初代皇帝の座に就いたオクタヴィアヌス改めアウグストゥス(B.C.63~14)の治世前期(B.C.29~B.C.19)が…