半年に及ぶ自問自答の末… ペットを飼って癒されたいけれど、ちゃんと育てられるか心配…。そんな方は多いのではないでしょうか。具体的には、「育て方が難しそう」「お金がかかる」「お世話の時間が取れない」などが懸念として挙げられると思います。 確かに…
ウサマ・ビン・ラディン殺害作戦を描く 2011年5月2日、アメリカの対テロ戦争は、1つの転機を迎えました。国際テロ組織アルカイダの指導者として、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を首謀したとされるウサマ・ビン・ラディン(1957~2011)の潜伏先を…
歴史と文化の街が誇る「足利学校」 栃木県南西部、群馬県との県境に位置する足利市。「足利」と言えば、季節ごとに様々な花を堪能できる「あしかがフラワーパーク」が有名です。歴史が好きな方は、室町幕府(1336~1573)の将軍家である足利氏が真っ先に思い…
ウェスパシアヌスの跡を継いだ息子たち 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の死後、内乱状態に陥っていたローマ帝国を再建し、国家を衰亡の危…
関東一円を治めた後北条氏が築城 戦国時代、小田原城に本拠を構え、関東一円を勢力圏とした後北条氏。今回は、同氏を興した北条早雲(1456~1519)から3代目にあたる北条氏康(1515~1571)によって築城された山中城をご紹介します。 本城は公益財団法人日本…
“世界で最も危険な都市”と呼ばれたベンガジ 2010年から2012年にかけて、北アフリカと中東を中心に、相次いで大規模な反政府デモが起こりました。いわゆる「アラブの春」です。一部の国では、運動がそのまま革命へと発展し、当時の政権が打倒されました。 そ…
ウェスパシアヌスの国家再建策とは 内戦状態にあったローマ帝国を衰亡の危機から救った第9代皇帝ティトゥス・フラウィウス・ウェスパシアヌス(9~79、在位69~79)。前回は、彼が帝国内外の混乱を収拾し、名実ともに皇帝の座に就くまでを描きました。 今回…
衰亡の危機を向かえたローマ帝国 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では「暴君」と言われた第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の死後、たった1年の間に目まぐるしく入れ替わった3人の…
50年の忘却から掘り起こされた小説 世の中には小説が溢れています。紀伊國屋や丸善といった大手書店はもちろん、街角の小さな本屋に置いてあるものだけでも、その全てを読み切ることは出来ないでしょう。多くの作品が、出版されながらも陽の目を見ないまま、…
ネロの死がもたらした混沌 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、「暴君」と言われた第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の治世を描きました。 さて、治世前半は「善政を敷いていた」…
ホロコーストを紐解く 2020年1月27日は、アウシュヴィッツ強制収容所が解放されて75年という節目になります。第2次世界大戦(1939~1945)の戦時下、ナチス・ドイツがユダヤ人に対して行った大量虐殺(ホロコースト)の代名詞として、アウシュヴィッツの名を…
「暴君」と呼ばれたネロの治世 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第4代皇帝クラウディウス(B.C.10~54、在位41~54)の治世を描きました。 さて、今回紹介する『ローマ人の物語(…
思いがけず帝位に就く 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第2代皇帝ティベリウス(B.C.42~37)の治世後期(27~37)から、第3代皇帝カリグラ(12~41、在位37~41)の治世にかけて…
ティベリウスからカリグラへ 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第2代皇帝ティベリウス(B.C.42~37)の治世前半(14~27)を描きました。 ティベリウスは初代皇帝アウグストゥス(…