ミシシッピニオイガメの成長速度は?2週間ごとに甲長&体重を測った結果

 初心者でも飼いやすいペットとして人気のミシシッピニオイガメ。カメの中では小型な種族で、最大でも甲長が13cm程度にしかならないため、さほど場所を取らずに飼育することが可能です(詳しくは下記の記事参照)。

 では、ミシシッピニオイガメはどの程度の速度で成長するのでしょうか。今回は、僕自身が育てているミシシッピニオイガメの甲長と体重がどのような推移を辿っているか、ご紹介したいと思います。

 計測は2週間ごとに行っていますので、これから飼育を考えておられる方や、育て始めたばかりという方の参考になれば幸いです。

※2024年1月5日追記
ミシシッピニオイガメのお迎えから2年経過した段階でのブログを更新しましたので、2年分のデータをご覧になりたい方は下記の記事を参照ください。

生後3ヶ月~9ヶ月の記録

 まず前提として、僕のミシシッピニオイガメは2021年10月生まれと推定されています。2022年1月にお迎えして、現在は2022年7月ですので、概ね生後3ヶ月~9ヶ月までの記録ということになります。

 食事は基本的に株式会社キョーリンの「カメプロス(甲長3~8cm用)」を1日3回与えています。1回の量は元々15本でしたが、3ヶ月ほどで少しばかり太ってきたため、10本、7本と漸減。1ヶ月半が経って肥満が解消したところで再び徐々に増やし、15本に戻しました。それ以来、肥満にはなっていません。あとはおやつ程度に、やはり株式会社キョーリンの「乾燥川エビ」を1日2~3本与えています。

 ちなみに、食事の量をどの程度にすべきかについては、正解がありません。個体差もありますし、飼育しているカメの年齢、甲長、体調などの変化に応じて「適量」は日々変わるからです。

 したがって、自身が適切だと思う量の食事を与えながら、定期的な観察と体重測定を繰り返すしかありません。詳しくは下記の記事内で紹介していますので、興味があればご覧ください。

半年間で甲長2.5倍、体重14倍

 さて、甲長と体重の測定結果ですが、具体的な数値データは下記の通りです。

 甲長と体重、それぞれをグラフにすると、下記のようになります。


 ちょうどフィルターの上で同じポーズを取っている別々の時期(2022年1月1日&2022年3月13日)の画像があったので、参考までにこちらも掲載しておきますね。

 半年間で甲長2.5cm→6.3cm(2.52倍)体重4g→55g(13.75倍)。成長曲線を見ると、体重と比較して甲長の伸びが緩やかです。ただ、最終的に体重が400g程度と当初の100倍になるのに対し、甲長は12~13cmと約5倍にしかなりませんので、これくらいが妥当なのかもしれません。

 僕のミシシッピニオイガメはまだまだ成長途上にあるため、また半年ごとに記事を更新して、数値データをご紹介できればと思います。