ローマ人の物語(24)/帝国最大版図を実現!五賢帝トラヤヌス(上)

“中継ぎ”の老皇帝ネルヴァ 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、ティトゥス(39~81、在位79~81)、ドミティアヌス(51~96、在位81~96)の兄弟皇帝による統治を描きました。 後世…

脱経済成長か、世界の破滅か/斎藤幸平『人新世の「資本論」』(後編)

世界的な注目を集める哲学者、斎藤幸平氏の著書『人新世の「資本論」』(集英社新書)。未曾有の気候変動に際し、人類が破滅を避けるための解として1つの選択肢を提供しています。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤幸平 集英社 Amazon 中編では、…

露呈した資本主義の“限界”/斎藤幸平『人新世の「資本論」』(中編)

世界的な注目を集める哲学者、斎藤幸平氏の著書『人新世の「資本論」』(集英社新書)。未曾有の気候変動に際し、人類が破滅を避けるための解として1つの選択肢を提供しています。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤幸平 集英社 Amazon 前編では、…

脱・資本主義が地球を救う?/斎藤幸平『人新世の「資本論」』(前編)

環境問題を解決する唯一の方法とは? 現在、人類全体の共通課題となっている気候変動問題。「人間による活動の痕跡が地表を覆い尽くした時代」という意味の「人新世」なる言葉が生まれるほど、人類は地球に対して多大な影響を及ぼしており、それによって遠く…

ペット初心者にオススメ!かわいくて飼いやすいミシシッピニオイガメ

半年に及ぶ自問自答の末… ペットを飼って癒されたいけれど、ちゃんと育てられるか心配…。そんな方は多いのではないでしょうか。具体的には、「育て方が難しそう」「お金がかかる」「お世話の時間が取れない」などが懸念として挙げられると思います。 確かに…

地道な捜査でビン・ラディンの潜伏先を特定!CIAの実像に迫る150分

ウサマ・ビン・ラディン殺害作戦を描く 2011年5月2日、アメリカの対テロ戦争は、1つの転機を迎えました。国際テロ組織アルカイダの指導者として、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を首謀したとされるウサマ・ビン・ラディン(1957~2011)の潜伏先を…

日本遺産の足利学校/宣教師ザビエルが世界に紹介した“日本最古”の学校

歴史と文化の街が誇る「足利学校」 栃木県南西部、群馬県との県境に位置する足利市。「足利」と言えば、季節ごとに様々な花を堪能できる「あしかがフラワーパーク」が有名です。歴史が好きな方は、室町幕府(1336~1573)の将軍家である足利氏が真っ先に思い…

ローマ人の物語(23)/五賢帝時代への架け橋となった皇帝兄弟

ウェスパシアヌスの跡を継いだ息子たち 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の死後、内乱状態に陥っていたローマ帝国を再建し、国家を衰亡の危…

北条氏康が築いた“鉄壁”山中城/富士山や駿河湾を一望できる山城

関東一円を治めた後北条氏が築城 戦国時代、小田原城に本拠を構え、関東一円を勢力圏とした後北条氏。今回は、同氏を興した北条早雲(1456~1519)から3代目にあたる北条氏康(1515~1571)によって築城された山中城をご紹介します。 本城は公益財団法人日本…

マイケル・ベイ監督が描いたリビア・ベンガジのアメリカ領事館襲撃事件

“世界で最も危険な都市”と呼ばれたベンガジ 2010年から2012年にかけて、北アフリカと中東を中心に、相次いで大規模な反政府デモが起こりました。いわゆる「アラブの春」です。一部の国では、運動がそのまま革命へと発展し、当時の政権が打倒されました。 そ…

ローマ人の物語(22)/皇帝ウェスパシアヌス、帝国を衰亡から救う(下)

ウェスパシアヌスの国家再建策とは 内戦状態にあったローマ帝国を衰亡の危機から救った第9代皇帝ティトゥス・フラウィウス・ウェスパシアヌス(9~79、在位69~79)。前回は、彼が帝国内外の混乱を収拾し、名実ともに皇帝の座に就くまでを描きました。 今回…

ローマ人の物語(22)/皇帝ウェスパシアヌス、帝国を衰亡から救う(上)

衰亡の危機を向かえたローマ帝国 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では「暴君」と言われた第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の死後、たった1年の間に目まぐるしく入れ替わった3人の…

第1回日本翻訳大賞「読者賞」受賞/『ストーナー』の魅力に迫る

50年の忘却から掘り起こされた小説 世の中には小説が溢れています。紀伊國屋や丸善といった大手書店はもちろん、街角の小さな本屋に置いてあるものだけでも、その全てを読み切ることは出来ないでしょう。多くの作品が、出版されながらも陽の目を見ないまま、…

南米周遊記 第1章・南米到達編(4)/モスクワ、そしてマドリードへ

ロシア最大を誇るシェレメチェボ国際空港 2012年2月7日~3月12日にかけての南米旅行を描く本コーナー。前回は、日本からの出国当日の様子を描きました。今回は、南米への経由地であるロシアのモスクワ、そしてスペインのマドリードへと降り立ちます。 日本時…