現代まで踏襲された旧日本軍の悪弊 日々働いていると、誰もが勤め先で、次のような事象を目の当たりにした経験があるのではないでしょうか。・合理性よりも私情を優先した意思決定がなされる・曖昧な推測や感覚に基づいて判断が行われる・上司に都合の良いこ…
2週間ごとの計測データ1年分を公開 初心者でも飼いやすいペットとして人気のミシシッピニオイガメ。カメの中では小柄な種で、最大でも甲長が13cm程度にしかならないため、さほど場所を取らずに飼育することが可能です(詳しくは下記の記事参照)。 では、ミ…
初心者でも飼いやすいペットとして人気のミシシッピニオイガメ。カメの中では小型な種族で、最大でも甲長が13cm程度にしかならないため、さほど場所を取らずに飼育することが可能です(詳しくは下記の記事参照)。 では、ミシシッピニオイガメはどの程度の速…
歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、3人目の「五賢帝」ハドリアヌス(76~138、在位117~138)の治世前半が描かれました。 今回紹介する『ローマ人の物語(26)賢帝の世紀(下)』(…
基本的に初心者でも育てやすいが… 初心者でも簡単に飼育できることから、人気の高いペットと言えるミシシッピニオイガメ。忙しい方や一人暮らしの方でも飼えるため、ペットに癒されたい方にオススメです(詳細は下記の記事参照)。 ただ、確かにミシシッピニ…
歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、ローマ帝国の最大版図を実現し、元老院より「至高の皇帝」との称号を贈られた「五賢帝」トラヤヌス(53~117、在位98~117)について見ていきま…
「ホラーの帝王」によるSF作品 世界的に有名なホラー小説家、スティーヴン・キング(1947~)。その著作の多くが映画化・ドラマ化されており、小説を読んだことのない方でも、何かしらの映像作品には触れたことがあるかと思います。 ホラー作品としてよく知…
歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前回は、トラヤヌス(53~117、在位98~117)が皇帝に就いた経緯と、彼の治世における最も華々しい“成果”であるダキア戦役について語りました。 今回は一転…
“中継ぎ”の老皇帝ネルヴァ 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、ティトゥス(39~81、在位79~81)、ドミティアヌス(51~96、在位81~96)の兄弟皇帝による統治を描きました。 後世…
世界的な注目を集める哲学者、斎藤幸平氏の著書『人新世の「資本論」』(集英社新書)。未曾有の気候変動に際し、人類が破滅を避けるための解として1つの選択肢を提供しています。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤幸平 集英社 Amazon 中編では、…
世界的な注目を集める哲学者、斎藤幸平氏の著書『人新世の「資本論」』(集英社新書)。未曾有の気候変動に際し、人類が破滅を避けるための解として1つの選択肢を提供しています。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 作者:斎藤幸平 集英社 Amazon 前編では、…
環境問題を解決する唯一の方法とは? 現在、人類全体の共通課題となっている気候変動問題。「人間による活動の痕跡が地表を覆い尽くした時代」という意味の「人新世」なる言葉が生まれるほど、人類は地球に対して多大な影響を及ぼしており、それによって遠く…
半年に及ぶ自問自答の末… ペットを飼って癒されたいけれど、ちゃんと育てられるか心配…。そんな方は多いのではないでしょうか。具体的には、「育て方が難しそう」「お金がかかる」「お世話の時間が取れない」などが懸念として挙げられると思います。 確かに…
ウサマ・ビン・ラディン殺害作戦を描く 2011年5月2日、アメリカの対テロ戦争は、1つの転機を迎えました。国際テロ組織アルカイダの指導者として、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を首謀したとされるウサマ・ビン・ラディン(1957~2011)の潜伏先を…
歴史と文化の街が誇る「足利学校」 栃木県南西部、群馬県との県境に位置する足利市。「足利」と言えば、季節ごとに様々な花を堪能できる「あしかがフラワーパーク」が有名です。歴史が好きな方は、室町幕府(1336~1573)の将軍家である足利氏が真っ先に思い…
ウェスパシアヌスの跡を継いだ息子たち 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の死後、内乱状態に陥っていたローマ帝国を再建し、国家を衰亡の危…
関東一円を治めた後北条氏が築城 戦国時代、小田原城に本拠を構え、関東一円を勢力圏とした後北条氏。今回は、同氏を興した北条早雲(1456~1519)から3代目にあたる北条氏康(1515~1571)によって築城された山中城をご紹介します。 本城は公益財団法人日本…
“世界で最も危険な都市”と呼ばれたベンガジ 2010年から2012年にかけて、北アフリカと中東を中心に、相次いで大規模な反政府デモが起こりました。いわゆる「アラブの春」です。一部の国では、運動がそのまま革命へと発展し、当時の政権が打倒されました。 そ…
ウェスパシアヌスの国家再建策とは 内戦状態にあったローマ帝国を衰亡の危機から救った第9代皇帝ティトゥス・フラウィウス・ウェスパシアヌス(9~79、在位69~79)。前回は、彼が帝国内外の混乱を収拾し、名実ともに皇帝の座に就くまでを描きました。 今回…
衰亡の危機を向かえたローマ帝国 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では「暴君」と言われた第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の死後、たった1年の間に目まぐるしく入れ替わった3人の…
50年の忘却から掘り起こされた小説 世の中には小説が溢れています。紀伊國屋や丸善といった大手書店はもちろん、街角の小さな本屋に置いてあるものだけでも、その全てを読み切ることは出来ないでしょう。多くの作品が、出版されながらも陽の目を見ないまま、…
ロシア最大を誇るシェレメチェボ国際空港 2012年2月7日~3月12日にかけての南米旅行を描く本コーナー。前回は、日本からの出国当日の様子を描きました。今回は、南米への経由地であるロシアのモスクワ、そしてスペインのマドリードへと降り立ちます。 日本時…
ネロの死がもたらした混沌 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、「暴君」と言われた第5代皇帝ネロ(37~68、在位54~68)の治世を描きました。 さて、治世前半は「善政を敷いていた」…
13kgのバックパックを背負い日暮里へ 2012年2月7日~3月12日にかけての南米旅行を描く本コーナー。前回は、南米へ渡航するにあたって必要となった諸準備について述べました。今回は、出国当日の様子を描きます。 2012年2月7日。出国の日です。あいにくの雨の…
ホロコーストを紐解く 2020年1月27日は、アウシュヴィッツ強制収容所が解放されて75年という節目になります。第2次世界大戦(1939~1945)の戦時下、ナチス・ドイツがユダヤ人に対して行った大量虐殺(ホロコースト)の代名詞として、アウシュヴィッツの名を…
南米渡航に必要なもの 2012年2月7日~3月12日にかけての南米旅行を描く本コーナー。前回は、卒業旅行の行先として、僕が南米を選んだきっかけについて紹介しました。今回は、南米へ渡航するにあたって必要となった諸準備の様子を描きたいと思います。 2012年…
「暴君」と呼ばれたネロの治世 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第4代皇帝クラウディウス(B.C.10~54、在位41~54)の治世を描きました。 さて、今回紹介する『ローマ人の物語(…
今回、2012年2月7日~3月12日にかけての南米周遊旅行を描くコーナーを立ち上げました。この旅で訪れた南米諸国は、ブラジル、ベネズエラ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルーの6カ国。それぞれの国における印象的な出来事について紹介していきます…
思いがけず帝位に就く 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第2代皇帝ティベリウス(B.C.42~37)の治世後期(27~37)から、第3代皇帝カリグラ(12~41、在位37~41)の治世にかけて…
ティベリウスからカリグラへ 歴史作家、塩野七生による大長編『ローマ人の物語』(新潮文庫)全43巻を紹介していくこのコーナー。前巻では、第2代皇帝ティベリウス(B.C.42~37)の治世前半(14~27)を描きました。 ティベリウスは初代皇帝アウグストゥス(…